将来の金額を現在の貨幣価値へ計算

生命保険会社のセールストークで「30年満期時に5000万円を受け取れます」と言われることがありますが、インフレにより受け取り時には、その貨幣価値が現在と異なります。支払総額と30年後の受取金額が同額であれば大きな損失を抱えることになります。このため定期的な保険の見直しが発生し、負担は上がる一方です。

「老後2000万円問題」は、現時点で2000万円の資金が老後必要という想定の話であり、現在20才の人であれば、45年後に必要な老後資金は年間インフレ率が2.0%であっても4900万円必要になります。しかしインフレに応じて給与が上昇するため、NISA、債券、株式、金地金などを活用し、計画的にインフレ率以上の運用していけば、難しい問題ではありません。

※数値はあくまでも参考値としてください。

将来の金額
万円
平均インフレ率
何年後のお金?
年後
現在の貨幣価値
万円

将来の購買力を現在の金額として算出

不動産豆知識