金利・返済期間を比較する

消費者金融(消費者ローン)などでお金を借りる時に一番気をつけたいのが金利。少しでも金利の低いところを選ぶのがベストです。

すぐに借りることが出来たり、審査が甘いところは、通常は金利が高くなっています。手数を惜しまずに、少しでも条件のいい金融機関を選ぶことが大切です。

漫画(「ここなら金利15%。もっと調べておけばよかった…」)

では、金利によってどの程度、返済額が変わるかを見てみましょう。

下の表は、30万円を借りた時の返済額を金利別返済期間別にまとめたものです。

金利 審査 利便性
1年 2年 3年
15% 1回 27,077 14,545 10,399
総額 324,925 349,098 374,368
20% 1回 27,790 15,268 11,149
総額 333,480 366,439 401,344
25% 1回 28,513 16,011 11,927
総額 342,154 384,262 429,395

30万円を金利15%で借りて、1年間(12回)で返済すると、1回あたりの返済額は27,077円で総返済額は324,925円。

この金利が25%になったとすると、1回あたりの返済額は28,513円で総返済額は342,154円。返済額の差は1回あたり1,436円、総返済額で17,159円。そんなに差がなないと思うなかれ!

返済期間を3年とすると、金利15%で、1回あたりの返済額は10,399円、総返済額は374,368円。これが金利25%ととなると、1回あたり11,927円、総返済額は429,395円になります。なんと、総返済額に55,027円のも差が出ました。

このように、金利返済期間によって返済額が変わっていくのが実感出来ますね。借入額が高額になるとその差は更に広がっていきます。

また、支払う利息の総額も見ておきましょう。30万円を借りた時、25%の金利で返済期間3年では、総額で429,395円を返済するわけですから、なんと12万9千円を利子として払っていることになります。30万円を借りて約13万の利息を払うということですよ!
借りたお金の5割近くを利子として払っているということ。
利息の負担は思った以上に高いと思いませんか?

でも、金利15%で1年で返済すると、324,925円の返済となり、支払った利息は24,925円。金利と返済期間の差でここまで差がでるのですね。

(*) 返済例は元利均等方式での金利計算として、基本的な利息計算に基づいています。実際の借入れでは、営業日数の相違、端数調整などにより異なります。

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