自己破産しないために

消費者金融からの借金により、自己破産になったというニュースをよく聞きます。「消費者金融連絡会」の調査によると、2004年の自己破産の申請件数は21万1千件。そのうち貸金業者からの借入れが理由のものは19万3千件で申請全体の9割以上を占めています。

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また、「消費者ローン利用者、経験者の意識調査(*1)」によれば、
・金融機関(銀行、信託銀行、信用金庫、ネット系銀行等)
・消費者金融会社
・クレジットカード会社・信販会社
の3業態の金融機関のいずれかから借入経験のある人のうち、3業態全てから借入れがある人は全体の46%、消費者金融会社とクレジットカード会社・信販会社の2業態から借入れがある人は21%という結果に。

また、消費者金融会社のみから借入れをしているのはたったの3%。消費者金融だけから借入れをしているが非常に少ないのがわかります。また、3業態全てから借りている人が半分近くということは、借入れをしている人のうちの多くが複数からの借入れがあるということですね。

これは、借金を返済するために新たにキャッシングをしているためです。最初は、毎月1万円ずつ返済をしていこうと思っていても、そのお金が用立てが出来なかったり、新たにお金が入用になったりで、更にお金を借りてしまう。

期限までに返済をしないと、支払い延滞情報がブラックリストにのることもあります。これを避けたいためにも、またお金を借りてしまう。……と続いていくわけです。

すると新たな借入れの返済分が上乗せされ、更に返済するお金がアップする。また、お金を借りる……。この繰り返しになってしまいます。完全な自転車操業ですね。

結局、最低限の返済しか出来ず、返済分はほとんど利息のみ。元金はなかなか減らないため、借金は減るどころか、増えていくというパターンです。

これが、多重債務の怖いところです。こうなってしまうと、簡単には借金がなくなることはありません。返済をし続けるか、親や親戚から借りるなどして一括返済をするかしかありません。いよいよ返済がきつく、日常生活にも支障をきたすとなると、任意整理自己破産などの債務整理を考えなくてはいけません。

初めてお金を借りる時は、誰一人として多重債務になるとは考えていなかったはずです。なのに、多くの人が多重債務になってしまうのです。お金を借りる前に、多重債務の危険、返済方法の確認、返済が出来なくなった時の対処などをしっかりと考えておくことが大切です。

(*1)出典:株式会社NTTデータ経営研究所「消費者ローン利用者・利用経験者の借入に関する意識調査」(2007年11月6日発表)

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